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日本で自社ブランドを運営しながら海外販売を始めて、最初につまずいた管理の話

はじめに

日本で自社ブランドを運営しながら海外向けの販売を始めたとき、
最初につまずいたのは「売上」ではなく「管理」でした。

国内販売とは違い、海外販売では
為替や送料、各国のルール変更など、
自分ではコントロールできない要素が一気に増えます。

当初は商品数も限られており、
管理画面で1商品ずつ対応する方法でも問題はありませんでした。
今振り返ると、この段階がいちばん「まだ大丈夫」と判断しやすい時期だったと思います。


商品が増えてきて、急に大変になったこと

ところが、商品が増えてくると状況が変わります。

似た商品や色違い、バリエーションが増え、
「少し直したい」箇所が、あちこちに出てきました。

価格をまとめて見直したい
海外向けの表記を調整したい

そう思って作業を始めると、

どこを直したか分からなくなる
修正漏れが出る
確認だけで時間がかかる

という状態に。

いつの間にか、
「売るための作業」よりも
「直すための作業」のほうが多くなっていました。

当時は、
「商品数も限られているし、今は大きな問題にはならないだろう」
と考えていました。


特に神経を使ったのが「価格」

商品管理の中でも、
特に神経を使ったのが価格の調整でした。

海外向けに販売していると、

為替の変動
送料や原価の変化
国や地域のルール変更

といった理由で、
急いで価格を見直さなければならない場面が実際に起こります。

価格は、間違えるとそのまま損失につながります。
だからこそ、「あとで直そう」が通用しない項目でもありました。


「あとで直そう」が通用しなかった出来事

私の場合、
アメリカ向け販売に関する関税ルールが変更されたときが、その典型でした。

価格の見直しだけでなく、

説明文への注意書き追加
対象商品の確認

といった対応を、
できるだけ早く、まとめて行う必要がありました。


管理ツールを使っていて助かったこと

正直に言うと、
もしこのタイミングで商品管理ツールを使っていなかったら、

全商品の価格を短時間で見直す
修正漏れがないか確認する
状況に合わせて再調整する

こうした対応は、現実的ではなかったと思います。

商品数が増えてくると、
価格を1つずつ直す作業は、
時間的にも精神的にも大きな負担になります。


管理ツールは「価格のため」だけではなかった

この経験で感じたのは、
管理ツールは価格変更のためだけのものではない、ということでした。

注意書きをそろえる
表現を統一する
急な変更に落ち着いて対応する

そのための「安全装置」のような役割もあります。


「便利」より「守るため」の管理

管理ツールは、
作業を楽にするためだけのものではありません。

自分のショップを守るための手段でもあります。

価格は、
原価や為替、海外情勢など、
自分ではコントロールできない要素の影響を強く受けます。

だからこそ、
すぐに、まとめて、落ち着いて変更できる方法を
あらかじめ持っておくことが大切だと感じました。


今すぐ必要でなくても、知っておく価値はある

商品数がまだ少ない
管理に困っていない

という段階なら、
無理にツールを使う必要はありません。

ただ、

価格調整が少し怖くなってきた
海外販売で不安を感じることが増えた

そう感じ始めたら、
「管理のやり方」を考えるタイミングかもしれません。


おわりに

海外販売でつまずくポイントは、人によって違います。
ただ、振り返ってみると、私の場合は
「売れるかどうか」よりも先に、
「続けられるかどうか」を左右する部分で立ち止まっていました。

管理の問題は、
売れていないから起きるものではありません。
むしろ、続けてきたからこそ表に出てくるものだと思います。

海外向けの販売を考えている方、
あるいは、すでに始めていて
少し運営に負担を感じ始めている方にとって、
この経験が一つの参考になれば幸いです。


※参考までに
私が実際に使っている商品管理ツールは Vela です。
価格変更や説明文の修正が必要なときに、
落ち着いてまとめて対応できる点が助けになっています。

👉️Vela

Velaの管理画面のスクリーンショット。Etsyの商品を一覧で管理・編集できる画面
Velaの管理画面(複数商品をまとめて確認・調整しているときの画面)

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